【基礎断熱不要】床下の熱を有効利用するAir断住宅

Air断の家は高気密・高断熱

地下には熱がある?


地面の下5m付近には、【恒温層】と呼ばれる、蓄熱温度層が存在しており、これは、年間を通して温度が一定であると言われています。

そこで弊社は、地盤面の地下5mに温度センサーを埋め込み、24時間365日、計測してみました。

その結果は以下の通りです。

2023/2/1 実験棟データ
2023/8/1 実験棟データ

たしかに、冬でも夏でも、20℃前後の、常に一定した温度が蓄えられていることが確認できました。

地下熱を活かす方法

地下熱は利用できない?

この恒温層に蓄えられている熱を、道路などの融雪に有効活用できないか?など様々な取り組みが行われてきましたが、それらは全て失敗に終わってしまったようでした。

なぜなら、地下5m付近から地上に移動する間に、温度が失われてしまうからです。

家が建っている地下は例外か?

ところが、家を建てた部分の地下は例外だということが分かったのです。

地域差はありますが、家が断熱材の役割を果たし、地下5mに存在するはずの蓄熱温度層が地表付近に上昇してきているようなのです。

そこで、実際にAir断北海道モデルハウスAir断東京モデルハウスの、基礎中央部分地下1.5m下に温度センサーを設置し、温度の値を測定しました。結果は以下の通りです。

計測場所時期外気温地下1.5mの
地熱温度
外気との温度差
北海道1月マイナス18℃5.6℃23.6℃
東京1月マイナス2.5℃16.1℃18.6℃
東京8月45℃21.8℃23.2℃

これは、家の床下の温度は「夏涼しく・冬暖かい熱」が形成されていることを示しています。
この熱量は膨大です。

Air断住宅が、どれだけ真夏に熱い空気を、真冬に冷たい空気を床下に送り込もうとも、基礎中央1.5メートル下の地盤の温度は、変化することはありませんでした。

基礎断熱は不要

このことから、
・基礎断熱は不要
・床下に蓄積された熱源を有効活用すべきである

と私たちは判断しています。

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