夏も涼しいAir断住宅の秘密とは?

夏も涼しいエア断住宅の秘密とは? Air断の家は高気密・高断熱
エア断住宅『夏の空気の流れ』が分かる動画

今日は、Air断住宅がなぜ、夏でもとても涼しいのか?一般住宅と比較し、わかりやすくご説明します。

一般的な家の空気の流れ

まずは、一般的な高気密高断熱住宅の室内の空気の流れについてお話します。
換気ファンが2台あり、各部屋の壁の吸気口から外気を直接室内に取り込みます。

一般的な家の吸気
一般住宅の吸気はダイレクト


日常行う窓からの換気や、換気扇・吸気口から取り入れられる空気には、当然ながら花粉や砂塵が含まれます。さらに室内の衣類や寝具などから発生する綿ボコリを含んだ空気が室内に浮遊しています。

その空気がエアコンに吸い込まれると、フィルターが目詰まりしていきます。フィルターの掃除は、毎日使用する場合、約2週間ごとに行うことが推奨されています。

フィルターが汚れて目詰まりすると、エアコンのききも悪くなりまた、故障の原因にもなりえます。さらに、エアコン内部まで入り込む花粉や菌が、熱交換ラジエーター部分に付着し、結露水を含んでカビが発生します。そのカビの隙間を通り抜けてエアコンの空気が排出されると、エアコンから、カビの嫌な臭いを吐き出すようになってしまうのです。

Air断住宅の換気経路

Air断住宅は、全く別の換気経路になります。
まず、吸気口はエアコン上部に設置されます。さらに壁には標準16台~20台のファンを取り付けます。
(動画では25台となっていますが、住宅の規模により、数は異なります)

Air断住宅の換気扇
Air断住宅の換気扇

夏場の室内の温度を上昇させるのは天井と壁に大きな要因があります。特に2階の天井は50℃近くまで温度が上昇することもあります。この熱を持った天井と、壁に接触した空気が、家全体に広がって室内の温度を上昇させてしまうのです。

Air断住宅では壁に取り付けられたファンが高温になった空気を吸いだします。ファンが空気を排出することにより、室内では下から上への空気の対流が発生しています。

室内の対流
室内に空気の対流が起こる

室内で発生した綿ボコリや、外から服などに付着して持ち込まれた花粉や砂塵は、この対流に乗ってファンから通気層へ排出されます。また、外壁の通気層がエアカーテンとして強力な断熱材の役割を担います。

Air断住宅は床下外周部から、ゆっくりと空気を取り入れます。床下は夏最も温度が低い部分であるため、40℃近くある夏の外気も、床下に入り込むと25~6℃まで下がります。
床下から取り入れられた涼しい外気は、中央部分の通気壁を上昇しながらホコリや花粉などをふるい落とし、室内に取り込まれます。
なおかつ、弊社の施工では驚異の粉塵除去能力を持つ「トルネックス」を標準装備しており、室内をコロナ菌さえ通さない快適空間にしています。
エアコン上部にある吸気口から入った空気は、そのままエアコンに吸い込まれ、さらに温度が下がり湿気を除去した状態で室内に放出されます。

キレイ空気ラボ@株式会社トルネックス
水や食べ物は選べますが「空気」は選べません。上質でキレイな空気環境をつくり、健康に暮らせるための新発想とノウハウをご提案。花粉、黄砂、PM2.5、排気ガスの粉塵、ハウスダスト、ホコリやカビなどから家族を守り、快適に過ごす為の換気の重要性などを提唱します。

空気が綺麗な証拠

3年経過した北海道モデルハウスや、1年経過した東京モデルハウスのエアコンフィルターは、一度も掃除したことがないのに新品同様です。これが永久に続くとは言いませんが、一般家庭と比べるとその差は歴然。比べ物にならないほど綺麗であることはご理解頂けると思います。

新品同様のエアコンフィルター
掃除していないのに綺麗

エアカーテンの威力

ファンから排出される空気は、家の外周部である通気層を急速に移動して、最終的に外壁の下部から外へ放出されます。この通気層の空気対流が、家外周部を包み込むエアーカーテンの役目を果たし、外から伝わる熱気・冷気を遮断することで、高い断熱性能を発揮しているのです。

以下は「エアカーテンの熱遮断効果実験」(ガスバーナーの熱をエアーカーテンの対流が遮断している様子を表した実験)の画像です。(動画からもご覧いただけます)
対流がなければ10秒持たずに風船は割れますが、対流があることで10分経過しても割れませんでした。

エアカーテン熱遮断効果実験
エアカーテンが熱を遮断する

この空気の流れこそ、Air断住宅が夏涼しく冬暖かい仕組みです。

極寒の北海道でも、全館空調のような大掛かりの工事をしなくても、エアコンだけで全室暖かく、浴室暖房も不要、クローゼットまでも暖かく、底冷えが起きないのです。

これがAir断リノベーションをお勧めする理由です。

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