Air断モデルハウス断熱性能比較結果

東京モデルハウス・無断熱材の家
北海道モデルハウス
愛知モデルハウス

これらの断熱性能を比較しました。

断熱材から考えると

＜断熱材の厚み＞
愛知モデルハウス：完全外断熱。トータル150mmが最も厚い
北海道モデルハウス：全て100ｍｍ
東京モデルハウス：断熱材を不使用

断熱材の厚みだけで考えると、断熱性能は高い順に
１、愛知
２、北海道
３、東京
となります。

果たして結果は？

しかし、実際のデータを検証すると、最も断熱性能が高いのは北海道モデルハウス。次いで東京、愛知となりました。
つまり、断熱性能に断熱材の厚みや性能は全く無関係と言えます。

また、基礎断熱も不要です。断熱材は、最悪無くても断熱性能に影響せず、低価格のアルミサッシでも、室内は暖かく結露しないという結果を検証できました。

ですが、これは無断熱材の家を推奨するわけではありません。
Air断という対流断熱があってこそ成り立つ性能であることをご理解ください。

私たちが計測する断熱性能とは、

１．エアコン設定温度を一定にし
２．各部屋の温度を測定し
３．外気温度差による補正を行い
４・一ケ月の平均値で比較しています。

よって、信頼性は高いと考えています。

本来であれば、最新バージョンの東京モデルハウス無断熱の家が、最も断熱性能が良くなると私どもも考えていましたが結果は違いました。それは、ある部分に設計ミスがあったため、北海道モデルハウスの断熱性能に、僅差で負けてしまう結果となりました。
ですが、東京モデルハウス・無断熱材の家はエアコン1台だけで、家中どこでも暖かさを維持していることは事実です。

現在建設中の大阪無断熱材の家では、ミスを修正し、最新理論を基に設計しました。よって北海道モデルハウスを凌ぐ断熱性能になると考えています。

Air断の家は、エアコンのあるリビングだけではなく、浴室・脱衣場・勝手口付近・玄関・二階も寒さを感じず、底冷えやヒートショックもありません。安価なアルミサッシを使用しているのに、結露も一切ありません。本当に断熱材が入っていないのかと疑うほど暖かいのです。